山本空外

蓋をとると、大自然のいのちの根源に感応してくる。 蓋をとることと、感応してくることが、自分の中で一緒に起こってくる。 そういう喜びをさとらなければ、生きていてもつまらない。 本当に何にもならない。 人間はお金を貯める道具ではない、家を建てるために生きているのではない。 とにかくただ大自然のいのちを自分なりに全うしていく。 この感応、このいのちの根源との感応、いのちの根源に迫る感応を喜ぶのは いのちの交響曲ともいえる無上のものです。